予防について

自然が多い環境だけに、しっかりした予防で
わんちゃんやねこちゃんの健康を守る必要があります。

わんちゃんとねこちゃんの予防の大切さについて

感染するリスクが高い、怖い伝染病や寄生虫を予防するのは、わんちゃんやねこちゃんの健康を守るためにとても重要なことです。また、マダニやノミは人間にうつる病気を媒介することがありますので、そうした寄生虫を予防することはご家族全員の健康を守るためにも役立つことです。

座間市は自然が多い素晴らしい環境です。その反面、マダニやノミ、フィラリア症、そしてさまざまな感染症などのリスクも高くなります。かけがえのないわんちゃんやねこちゃんのために、そしてご家族みなさまのために、しっかり予防を行いましょう。

狂犬病について

海外へ出かける機会が増え、海外から訪れる人も爆発的に増えている昨今、狂犬病のリスクも上がってきています。狂犬病は人間にもうつる病気であり、発症してしまうと治療することができません。そのため、年に1回の狂犬病のワクチン接種と、飼い始めてから30日以内(子犬は生後90日を経過してから30日以内)の自治体への登録申請が狂犬病予防法で義務づけられています。

毎年4月には、市や町での集団接種が実施されますが、当院では1年中いつでも狂犬病ワクチン接種の対応が可能です。

フィラリア予防について

フィラリア症は、わんちゃんにとってとても苦しい症状が起こる病気です。蚊が媒介する病気なので、座間市で蚊が発生する4月~11月の間の予防が必要です。

既に感染していると予防薬を使っても意味がないので、最初に感染していないかどうかを検査し、感染がなければ錠剤やフードタイプの予防薬を処方します。わんちゃんの好みに合わせてお選びください。この予防薬はフィラリア症の予防と、線虫駆除が可能です。

ねこちゃんのフィラリア予防

ねこちゃんにフィラリア症は感染しないと言われていましたが、近年になってねこちゃんの突然死にフィラリア症が関係しているケースがあることがわかってきています。当院では蚊に刺されるリスクの高いねこちゃんのために、滴下タイプのフィラリア予防を行っています。ねこちゃんの場合も座間市で蚊が発生する4月~11月の間の予防が必要になってきます。

ノミ・マダニの予防

マダニが増殖する3月~12月にしっかり予防することが大事です。室内飼いで1年中室温が高い場合、万全を期すために1年間の予防がベターなケースもあります。

薬は直接身体に滴下し、ノミ・マダニの成虫の駆除などができる液体タイプのほかに、飲ませて予防できるフードタイプもご用意しています。

ノミやマダニは人間にも害を与えますし、病気を媒介することもあります。わんちゃんやねこちゃんだけでなく、ご家族みなさまの健康のために予防はとても重要です。

混合ワクチン接種

主に自宅周辺で過ごすわんちゃんには6種混合、海や山などアウトドアに行くチャンスが多いわんちゃんの場合には9種の混合ワクチン接種をおすすめしています。

9種の混合ワクチンにはレプトスピラ症予防が入っています。これは人間にもうつる病気ですので、お子さまやご高齢の方がいるご家庭にもご提案しています。

ねこちゃんの場合、基本的には3種混合の予防をおすすめしています。プラス2種類の5種混合は発熱などのリスクが多少ありますので、すでに感染しているねこちゃんと同居しているなどの場合や、自由に表を出歩くねこちゃんできちんと予防したいとお考えの飼い主さまにご提案しています。

予防に関する通院の頻度について

蚊やノミ、マダニが発生するのは、座間市で3月から12月とお考えいただくとかなりしっかり予防できると思います。通院頻度は毎月1回です。真冬でも室温を高く保っている場合には、通年での予防が望ましいケースもあります。

当院では、飼い主さまにライフスタイルやご自宅などの環境についてお話をうかがって、必要な予防期間をご提案しています。

マイクロチップ

迷子になった時だけでなく、災害時にはぐれてしまっても再会できる可能性が高まるマイクロチップ。海外に連れて行く際にはマイクロチップ必須の国もあります。こうしたことから、最近では子犬や子猫のうちにマイクロチップを入れているコが増えています。

マイクロチップをご検討されている場合には、当院にご相談ください。

座間動物病院 お電話でのお問い合わせ046-251-4204 住所:〒228-0023 神奈川県座間市立野台2-24-28 最寄駅:小田急線「座間駅」から徒歩15分 神奈川中央交通「立野台」バス停留所から徒歩5分 駐車場:1台
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